2009年11月6日金曜日

商品にネーミングとストーリーで付加価値をつける


写真は、小田原の和菓子屋さん「菜の花」が展開している「うさぎや」という店舗で出している「ご黒うさん」というお饅頭です。 このお店は、うさぎがテーマのお菓子を出しています。 
 商品説明には、「新月ははじまりの日。月はみえなくとも、月は確かにそこにあり、出発の日。新月で思いついたのが黒々まんじゅう。ご黒うさん。ごまあんに黒糖生地でさらに箱根の竹炭を重ねて黒々とした艶をもったおまんじゅう。」と書いてあります。
 試食しましたが、とっても美味しいです。(私の好きな胡麻餡) うさぎと黒。 ストーリーがいいですね。
 これを黒い箱に入れて、「竹炭饅頭」という名前でだしたらどうでしょう?  女性受けを考えると、圧倒的に「ご黒うさん」の方が気を引きます。  お土産にもらって、美味しさと共に菓子の由来も楽しむことが出来ます。 包みを開けたときの情景を思い浮かべることも商品開発のポイントです。

2 件のコメント:

  1. 熊野の清水祭りで、我々が試食として用意した「竹炭パン」。

    竹炭パンと聞いて殆どの人が、「え、食べられるの?」と答えていました。
    「竹炭」というの物に抵抗があるからですね。


    イメージ作りとして商品のネーミングは重要ですね。
    うーん、良いネーミングが思いつかない。

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  2. 見えなくてもそこにある、というのは素敵ですね。金子みすゞの詩みたいです。

    脱線ですが、菜の花の「箱根のお月さま」も美味しいです。

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