2009年10月21日水曜日

農作業の中に入り込む農機具メーカー

建設機械のグローバルカンパニーであるキャタピラー社は、「稼動事例集」ということで、モデル事業を作り、機械や人を出して支援しています。 「次世代農業・畜産産業のソリューションを発信」というテーマで、鹿児島の竹粉と電解水を使った農家を取り上げています。 単なる記事だけでなく、若手社員が、その農家に入って研修を受けているところに感銘を受けました。
 創業時は、農器具を作る人は農作業うをしていました。 ところが、だんだん会社が大ききなると、研修の時か、たまにしか畑に行かなくなります。 それで新製品を毎期出さなくてはならないというサイクルに飲まれていきます。 すると、実際の作業を伝聞でしか聞かないエンジニアが。機械の設計をする事になります。  
 これから、メーカーは、どれだけ実際に商品を使う現場の中で生産するかにかかってきます。 現場の体験や、現場の師匠や仲間の声が、どれだけ大切かを見直す時期に来ています。
(写真出典:キャタピラージャパン(株) HPより)

2 件のコメント:

  1. 私が初めて就職した会社では現場研修が全くありませんでした(情報システム部に配属になり、某コンピュータ社の研修ばかりやってました)。

    それによって、エンドユーザーがどのようなものを求めているのか全く分からず、社内システムを構築するに当たり大変苦労しました。

    現場の業務や苦労を知らないとモノづくりが出来ない。
    エンジニアの自己満足で終わりますね。
    事業化に成功したら、現場の声を忘れないように出来る限り現場に出てみたいと思っています。

    現場(竹林)はとても健康的ですし(笑)。

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  2. 研修生の皆さん、たくましくなっていきますよね。 2ヶ月で、すっかり一回り大きくなっています。

    どんなシステム開発の先にも、ユーザーの現場があります。 さらに、そのユーザーの先にも、必ず米や野菜があり、田畑があります。 田畑を知っていることは、これからユーザーと話をするときに、絶対に役に立つことがたくさんあります。

    竹林健康法で、元気になりましょう!!

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