2009年10月31日土曜日

人間の感じる旨味成分を計測する

昨日の教授会の後、同僚の先生に「竹パウダーを撒くと、野菜が甘くなるらしいのですよ。 でも、その成分、特に旨味という観点での科学的な成分調査に困っていましてね。」と相談してみました。 すると、ちょうど知っているベンチャーが慶應義塾発であるということで、紹介してもらうことになりました。 人間の感じる旨味を研究し、その因子について計測するしくみを作っているそうです。 
 ベンチャーではなく、研究所では、山形県の鶴岡市に先端生命研究所というものがあり、食品バイオの研究の中に、「旨味成分の分析」というテーマがあります。  こちらも、ちょっと気になります。
(写真出典:慶應義塾大学先端生命科学研究所 HPより)

2 件のコメント:

  1. 昨日、戒能さんから京都の産学共同研究の話を伺いました。
    京都の企業は産学研究が多く、優秀な企業を多数輩出していると。
    例えば、任天堂、京セラ、島津製作所、オムロン、等々。
    私が以前携わっていた開発現場の企業も、自社ビルのワンフロアーを産学研究のブースとして提供していました。

    共同研究によって、企業は成果を事業化し、また将来有望な人材の確保につなげる。
    大学は研究費を得られ、優秀な学生を育て、就職先の確保と斡旋につなげる。
    詳しくは判りませんがそういう双方のメリットがあるのかもしれません。

    しかし、京都の名だたる企業を知るにつけ、相乗効果以上の物があることは間違いないと思いました。

    4日に参加する、千葉銀行のアグリビジネスセミナーにて相談会の内容の一項目に「千葉大学との共同研究について」というのがありました。

    竹パウダーの効用について、研究成果があがれば大きなビジネスチャンスにつながるかもしれません。

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  2. 大学も研究成果として論文だけでなくフィールドでの成果が欲しいので、うまくテーマがマッチすると、いい関係が出来ます。

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